「AEAR」で、シングルマザー・ルポを準備中です。

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朝日新聞出版の週刊誌「AERA」では今後、

ノンフィクションのまとまったルポを載せていきたいということで、

私にも何か……というお話がありました。

編集者は当初、婚活を考えていたようなのですが、

これはこれで、政府が打ち出す「家庭教育支援法」を見据え、

若いうちに「産め」と、まるで「産めよ増やせよ」の方向に、

結婚相談所が舵取りしていて問題なのだそうです。

シニア婚活ばかりを追っていて、

若い層の婚活がそんなことになっているとは夢にも知らず。

 

だけど、これが私のテーマなのか。

編集者といろいろ話していくうちに、

これだ!と定まったのが、シングルマザーの問題でした。

もちろん、私自身が当事者であることは大きいです。

養育費未払い、ワーキングプアー、教育費問題等、

自分自身がさまざまな困難を経験し、今も途上にあります。

ただ子育てに関しては大変な時期は過去のものとなり、

息子2人を心配することはあまりなくなりました。

もっとも長男は今、アメリカで半年間、

ロッキー山脈にあるトレイルコースを踏破中という心配はありますが、

それはもう、心配しても仕方がないことで……。

 

ですので、子育てのゴールがほぼ見えつつある、

シングルマザーの一人として、きちんとシングルマザーの問題をここで、

きっちり考えてみたいと腹を決めました。

もちろん、子どもの貧困という大きなテーマが柱になるでしょう。

なぜ、日本では母子家庭の54%もが貧困状態とされ、

80%以上ものシングルマザーが働いているというのに、

全てが自己責任とされ、もっと働けと言われるのか。

 

ただでさえ、親が一人なのですから、

二人いる家庭より、より手厚い支援があってしかるべきなのに、

子どもへのケアが全くなされず、

暮らしていくためにはWワークをせざるを得なく、

子どもの夜の一人暮らしが増えている。

 

では各国は、シングルマザーをどのように捉えているのでしょう。

これも興味深いテーマです。

ずいぶん昔にシングルマザーをやった時、

欧米ではシングルマザーを「子どもをケアする存在」とし、

十分なケアができるよう配慮されていると知りました。

あれから10年以上経っても、日本ではその兆しすら見えません。

むしろ逆です。状況は悪化する一方です。

その中で子どもはどんどん、「普通の」暮らしから離脱する。

 

これを機会に、日本のシングルマザーの状況及び、各国の状況を、

きちんと見つめたいと思います。

 

そこでお願いです。

子どもの年齢、成長に応じて、

シングルマザーはさまざまな困難に直面していると思います。

一人で子どもを育てながら、仕事をしていくことの大変さ、

そんな中、不安定になっていく子どものこと、

今、まさに一人で子育てをしているシングルマザーの皆さん、

ぜひ、私にお話をお聞かせ願えないでしょうか。

プライバシーへの配慮は最大にさせていただきます。

話すことで、苦しい胸の内を吐き出してほしいです。

 

いつでも、ご連絡をお待ちしております。

 

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黒川祥子

黒川祥子

東京女子大学史学科卒業。弁護士秘書、業界紙記者を経てフリーに。
主に家族や子どもの問題を中心に、取 材・執筆活動を行う。
2013年、『誕生日を知らない女の子 虐待~その後の子どもたち』(集英社)で、第11 回開高健ノンフィクション賞受賞。
他の著作に『子宮頸がんワクチン、副反応と闘う少女とその母たち』(集英 社)、橘由歩の筆名で『身内の犯行』(新潮社)ほか。
息子2人をもつシングルマザー。

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