明日、福島へ。出版のお祝いを。

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いつ以来でしょう、そうだ11月上旬以来だから久々に、

福島へ、そしてふるさと伊達市へ行きます。

新刊『「心の除染」という虚構』をもっと広く知ってもらおうと、

福島市内の書店周りも行う予定。

 

でもそれよりも何よりも、明日の夜、

本に登場いただいた主人公の方々が一堂に、全員集合というのが、

何よりうれしい思いにさせてくれます。

皆さんが喜んでくれているということ、こんなにありがたいことはありません。

胸をなでおろすと同時に、ひとつ、何か責務を果たしたような思いです。

 

まだまだ広がりとしては弱いのですが、

たとえば雨宮処凛さんは克明な書評を書いてくださり、

それによって山本太郎さんも読んでくださいましたが、

二人の反応からわかるのは、伊達市で行われたことは、

「現実のものとは思えない、信じられないこと」だったと、

改めて、外の客観的な視点を通し思うわけです。

 

ある里親さんは、福島のお母さんたちと一緒だと、

感想を伝えてくれました。

子どもを守ってくれないこと、見えなくされていることが、

社会的養護の場に生きる子どもたちになされていて、

誰も責任を取らない体制もまさに一緒だと。

あるいは学校関係者は、管理職が行政の側に立ち、

子どもを守りたい母たちの前に壁として立ちふさがるさまを、

学校という公教育の場での問題だととらえてくれました。

不思議なことに、私の思いもしない普遍性という視点を指摘され、

驚くと同時に、いろいろな方それぞれの問題に通底するものがあるのだと、

気づかせていただきました。

 

明日は皆さんへ感謝の思いを伝えます。

こうして1冊にまとめることができたのも、

いつも快く迎えてくださった伊達市の皆さんのおかげだから。

 

なかなか都内の書店を覗く時間がなかったのですが、おととい、新宿紀伊国屋書店本店で平積みになっていて、ちょっと、いえ、かなりうれしかった!
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黒川祥子

黒川祥子

東京女子大学史学科卒業。弁護士秘書、業界紙記者を経てフリーに。
主に家族や子どもの問題を中心に、取 材・執筆活動を行う。
2013年、『誕生日を知らない女の子 虐待~その後の子どもたち』(集英社)で、第11 回開高健ノンフィクション賞受賞。
他の著作に『子宮頸がんワクチン、副反応と闘う少女とその母たち』(集英 社)、橘由歩の筆名で『身内の犯行』(新潮社)ほか。
息子2人をもつシングルマザー。

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